2011年03月27日
(139) Thinking about Japan now
今、一番必要なのはリーダー、政治なんだなー。
民度も高いし、技術もお金もあるし。インドから今の日本を見るとそう思います。
大前研一さんの放映を見て、やっと今日本政府がすべきこと、今後5年で片付けるべきことが見えてきました。東京電力1社に頼っているべき状況ではない、ということ。
また、7年間ブラジル、ここ数年インドに暮らして感じるのは、11日の大地震とその後の日本政府の行動如何によっては、特に途上国に原子力が集中する可能性が見えます。
エネルギーの調達能力で国の成長が決まってしまうインド(僕の暮らしているデリーでも毎日10回位停電があります)が、NPTに参加していない状況で去年、フランスや米国から原子力発電用の燃料・再処理・技術供与の合意取り付けを得た際は、大いに政府が盛り上がりました。
現時点で民生用原子力の技術を有するのは、日本とフランスが圧倒的なポジションを維持していると思いますが、今回の事故を契機に日本(東芝、日立、三菱)は衰退の道を歩むかの知れない。フランスもEUのタガの中では自由に動けないかもしれないが、中国、南米、中東、アフリカで技術を売りまくる構図が見える。民主主義がしっかりしていない国では、中途半端な技術で危険な装置が拡散する可能性が高い。
手っ取り早く手に入る原子力に対して、本当にクリーンな代替エネルギーがどの程度のスピードで広められるのか?
僕たちはどんな役割を果たせるのか、自分たちだけでは限界があるなら、自分の子供たちにどんなバトンタッチを出来るのか?
3月11日が、911やリーマンショックに匹敵するインパクトのあるマイルストーンになるのだろうな、と感じます。
やはり、「行動こそ全て」だね。
2010年12月03日
(138) 金の値段、銀の値段、GSR
銀の値段
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Gold-Silver Ratio (GSR): Outliers = BUY < 50 / SELL > 100
2010年08月10日
(137) Google Waveの評価
これは電子メールに代わる新しいコミュニケーションツールになるんではないか、という予想をしたが、残念ながら今のところその兆しは無い。
Google Waveが失敗だった10の理由。
とてもじゃないけど、今の状況では、電子メールどころか、似たような共同作業ツールとか、FaceBookにも敵わないのは間違いないと思う。僕自身使いにくいのでしばらく使っていない。
ここから先の予想は、私がGoogle贔屓だからだと思うが、きっとこの失敗を生かしていつか、電子メールに代わる使いやすい仕組みを作ってくるのではないかと思う。電子メールの使いにくさは、一年前に感じていた以上に、自分としては感じる。いっそのこと、どれだけ沢山の人に直接顔を合わせて話をできるか、魔法の絨毯があったらなあと思っている。
2010年03月28日
(136) それで良いのか?
体重と年の話しです。どのくらい信用できるのか分からないけれど、今週の新聞に、肥満が多い国ベストテンで、一位、中国、二位、インド、それからアメリカ、ロシア、ブラジルという番付が発表されました。これは人数でランキングしましたが、国ごとの人口比率でいうと、アメリカ、ブラジルが人口の10%以上が肥満、という計算になるかと思います。
サンパウロでも、ロサンゼルスでも、デリーでも、「なんでこんなにデブばっかりなんだろう」と素朴な疑問をいつももってました。
それと年齢です。こういう肥満の多い国は、総じて老けて見えます。日本人と比較すると10歳以上の差があるのでは?
そこで、本題ですが、外国に住んでいると、逆に日本のことを知りたいと思い、時々インターネットで日本のニュースを見ますが、ネガティブな話しばかり。その一つに、「日本はこれから人口も減って、しぼんでいくばかりだから、、、」とか「国民の半分以上が老人になってゆくから、、、」といった言い訳が充満してます。
でも、ちょっと考えてください。全国民の50%以上が20歳以下のインドの現実はなんなんだろう? 肥満な人がとても多い。心臓病、糖尿病、成人病、とても沢山。顔を見てもとても老けている。そんな状態で半数が20歳以下といって、喜んでていいのか? 逆に、本当に日本はしぼんでいって、老人ばかりの国なのか? 海の向こうはもう50歳過ぎたら朽ち果てておしまいなんだよ。 「新興国」とか、マスコミが書くと、枕詞のように、「勢いがある」、「元気」、「未来」とか考えずに言っているけど、それ書いている人、本当のブラジル、本当のインド、本当の新興国にどのくらいいたことあるの? と聞いてみたいです。
ちょっと、マスコミの画一的な見方に毒されすぎているのではないんでしょうか?
何歳だろうが、元気ならいいじゃない? どうしてそんなに悲観的になるんだろう?
それで良いのか?
2009年10月04日
(135) 2016年の夏季オリンピック、リオに決定!








絶対に無理だと思っていたが、ついにブラジルはオリンピックの開催権を獲得した。
正直言って、驚きましたが、とても嬉しい。物騒なリオが少しでも安全になることを願ってます。
この街がどんなふうに変わってゆくのか、楽しみです。是非イベントの前後に訪問したい。
用意周到なルーラは早速、大会に向けて、野党も含めた国内の支持獲得に動き出した。
以下、10月3日付けのJornal de Santa Catarinaの抄訳
===QUOTE
大統領のルーラはこの土曜日、2014年のワールドカップと2016年のオリンピックに向けて、野党の全面協力を要請した。これらのイベントはブラジル国民の生活向上に役立つはずであり、オリンピックを獲得したのは政府ではなく、ブラジル国民なんだ、と発言した。
国会で承認された投資計画によると、サッカー・ワールドカップとオリンピックの両方で、2013年までに359百万ドルが予定されている。
===UNQUOTE
以下、10月3日付けのEstadoの抄訳
===QUOTE
リオ開催が決定して、カメラの前で涙を流したルーラ大統領だが、「決して恥ずかしいとは思わない」と発言した。「ブラジルの政治家は涙を流さなさすぎる」と。審査の過程を以下のように振り返っている。「2002年10月に大統領初当選の場合は、勝つだろう、という予感がしていた。しかし今回は、シカゴや東京に勝てる気がしていなかったが、だんだんと審査を経るうちに、ひょっとしたら、という感じになった。最後に、プレゼンを終えたときには、一同、リオが負けるはずが無い、という確信に変わった。」一緒にコペンハーゲンに来ていたリオ州知事のセルジオ・カブラルは、興奮の為か血圧が上がり、医者から感情を沈めるために、泣いたり叫んだりすることを勧められた。また、ルーラいわく、「35年間連れ添った妻マリーサ・レティーシアも、こんなに感動したのは見たこと無い」
===UNQUOTE
2009年05月31日
(134) 2つの新しい技術
1)マイクロソフト:
グーグルの検索を超えようとする新しい検索技術だ。
BING 動画=>
確かに良くできている。コード名がKUMOという日本語で、今流行のクラウド・コンピューティングを意識したものだ。キーワードで検索すると、分野別に分類されて結果が表示される。例えば、人名、地名、仕事など。グーグルの検索に比べると「改善」していると言える。私が尊敬するスティーブ・ウォズニアクがBINGをべた褒めしていたことを追記します。
2)グーグル:
Google Waveと呼ばれる新しいコミュニケーション・プラットフォームだ。80分の長い動画だが、是非見てほしい。グーグルはEMAILを捨てさせようと考えているようだ。これは強烈な技術革新だと思う。まだ、開発初期のバージョンでの異例の公開だが、おそらく数ヶ月の内にベータバージョンとして誰でも無料で使えるようになると思う。
3)従来のコミュニケーション方法:
EMAILは、インターネットやWEBが普及する以前から利用されていた古い技術で、今でも基本的な姿は変わっていない。私自身、20年前にタイで倉庫を立ち上げたときに、テレックスとEMAILの中間的な仕組みをTOT(タイ通信公社)と掛け合って導入したことがある。一対一の私信、一対多の広報、ダイレクトメール、といった形態で、一枚一枚の葉書きや封書は独立しており、バラバラだ。途中で会話に入ってきた人には過去の経緯は、誰かがメールを一まとめにして、かつ、それを時系列に並べ、なおかつ、途中で修正されて今は読む必要の無い経過的な文書は破棄して纏め上げないと、なんのことかサッパリ意味が掴めないのが現在のEMAILだ。Wordを添付してあれば、Wordの中の文章は校正履歴を残せる程度。Wikiのように大勢で寄ってたかってコンテンツを一斉に追加・修正・統合し、かつその履歴が分かるようにはならない。アウトラインプロセッサーのように大きなテーマとサブテーマを構造化してツリー状に表示し、詳細表示・詳細省略をすることもできない。EMAILとチャットを一つにも出来ない。
4)Waveの凄さ:
Waveはこうした、現在バラバラに、かつ、有料で利用している個々のソフトウェアを一気に不要にするほどの破壊力を持っている。敢えて言うと、EMAIL+CHAT+WORD+PHOTO ALBUM
+OUTLINE+WIKI+BLOGの未来形だと理解した。
=> 参考記事: リアルタイムかつ組織的なインターネット上のコミュニケーション
=> 参考記事: Waveを現時点で比較的詳しく紹介
=> 参考記事: Waveの機能にFocus
=> 参考記事: オープン性に欠けるMicrosoft SharePoint Serverに与える脅威
=> 参考記事: 80分の動画を見る時間の無い人の為に1分ずつに見所を分解
PLAYBACK機能一つをとっても強烈だ。例えばあるプロジェクトに関して、過去半年のメールのやり取りをPLAYBACKしてみる。特定の人の発言に絞ってもPLAYBACKできる。契約書とか、見積書の修正内容もPLAYBACKできる。Wordには時系列に即して校正履歴を見せる機能はないので、この意味では無料のWaveが有料のWordを超えてしまっている。また、特定のキーワードに関する会話だけをPLAYBACKすることも可能だ。こんな凄いプレーバックができるなら、(かなり話題からそれますが)、好きな映画のDVDで(例えば私は007のカジノ・ロワイヤルが好きですが)、ダニエル・クレイグのアクションだけを過去20分だけPLAYBACKさせたり、エヴァ・グリーンの台詞だけをPLAYBACKさせるDVDプレーヤーがパナソニックやソニーから出てきても良いのではないかと空想してしまう。そして、特に気に入った台詞で止めて、リモコンを押すと、従来は二枚目のDVDに入っているNG集が飛び出すような芸当もできるのではないだろうか?日本の技術をもってしては?
このブログを読んで頂いている人に2つの提案をしたい。
1、根本に立ち返って考えること:
グーグルは、単純だが根本的なことを考えて、回答を与えようとする企業カルチャーがあるようだ。これが創造力の源泉だと思う。旧時代に発案され、現在もその基本形を変えていないEMAILを、もしも、現代のインターネットが普及した時代にゼロベースで再構築すると、どんな形になるのか?に対する回答だ。もしも、我々自身、このような根源的な問いかけをし、アクションをとることをしないならば、常に誰かの後追い、物まねに終始すると思う。
2、企業に勤めている人へ:
今、仕事からEMAILを廃止したら、仕事になりませんね?おそらく、2年後には、EMAILをWAVEに切り替えていない会社は、現在でいうEMAILを導入していない企業が導入している企業と張り合って競争するような情況になっていると思います。今から会社のEMAILをWAVEに切り替えるアクションプランを検討したほうが良いのではと思います。
=> 参考記事: これが最も企業として何を考えないといけないかを示唆したものだと思う。

蛇足: プレゼンテーターの一人のステファニーというお姉さんはいかにもアメリカ人(オーストラリア人?)的なぽっちゃりした感じですが、WAVEの実例に、上司にブラジル行きの提案をしたり、彼女が実際に加入しているSNSのORKUTを見せているところからすると、彼女がブラジル人である確率は50%以上ということかもしれません。ORKUTはブラジル人のグーグル社員が始めたSNSで、現在でもユーザーの50%以上がブラジル人だそうです。
タグ :Google Wave
2009年05月25日
(133) 日本語では遅すぎる
日本の書店を覗くたびに、なんで邦訳が無いんだろう、とずっと不思議に思っていたが、
なんと、今年の3月になって、「グリーン革命(上)(下)」としてやっと出たようだ。半年も後だ。遅すぎる。
日経ビジネスオンラインにもそのサワリが書評として、8ヵ月後に相当する今日掲載された。
既に考えはこのブログに書いたので繰り返さないが、日本語だけで情報収集していては遅すぎると思う。
現代における半年のギャップは致命的だ。
(122) 地球を理解する・・・4
(125) 地球を理解する・・・7
(123) 地球を理解する・・・5
2009年05月25日
(132) BRICSの2兄弟

このPokebrasでも紹介されましたが、今年からTVグローボで始まったCaminhos das Indias、面白いですね。インドへの道は様々、という意味かそれとも、インド女性の人生は様々ということかもしれませんが、インドとブラジルの似ているところと違う所を一度にTVを見ながら分かってしまうドラマです。
舞台はラージャスタンという砂漠が多く、男尊女卑の強い所です。風景からして象徴的なインドですが、自由なブラジル人からすると本気では入って行けない部分じゃないかな、と思います。一度ブラジル人の感想を聞いてみたいですね。
予告CM
YouTubeで観られるシリーズ中身
タージマハル前の店での買い物風景
実はこういうドラマが流行る前から、ブラジル人はインド物が好きなんだろうと思ってました。
Augustaの坂道にインド物を売る店がありますが、安くて手軽に手に入るブレスレットとか、ちょっと太めの体型でも気にせず着ることができるサリーやパンジャブドレスなど、根強い人気があるんだろうなと思ってます。
2009年05月21日
(131) 目指すものは何か?
単なるお金儲けなのか?その先に何かあるのか?
「ある」というのが私の確信だ。
そして、世界共通言語の「お金儲け」が最も、人類に何かを駆り立てる分かりやすい動機だと思う。
ボランティアは美しいが、利益を生まない活動は、所詮何かにすがって行くしかない。
そこには、美しくない妥協の隙が生まれる。
自立するには、自ら利益を生まないといけない。単純だと思う。
で、市場経済は良いのか、悪いのか?
過去数百年、千年の人類の試行錯誤の結果、
「節度のある市場経済」が目指すものだと理解している。
節度がなかった最たる例が、去年発生したサブプライムだ。
しかし、大事なのは市場経済が主役で、その行きすぎを政府が制御することで、
政府の制御は主役にならない。
では、市場経済は何か?美人投票だと思う。
しかし、大人の美人投票は、多分、今美人でも10年後とんでもないお化けになる人には投票しない、と考える。
それなりに自立して、知性があって、うまい年の取り方をする美人を選ぶはずだ。
では、今のウォールストリートはそういう風な理想的な節度のある自由な動き方をしているのか?
何かとんでもないインチキの匂いがする。
オバマのグリーン政策は本気だと思うが、金融政策は何かインチキ臭い。
人は市場経済に投資をするときに、つまり、金額の多寡は別として、身銭を切って、自らの判断に賭けるときに、その人の仮説の妥当性が試される。いくら設けたか以上に、そのテストを受けることそのものが一番の目的になるのではないかと思う。指南役というのかな?テキストの無い、前例の無い世の中で、生きた情報を得る絶好の場だと思っている。
2009年05月21日
(130) 拠り所は何なのか?
事実を捉えると、例えば先々週あった、米国金融当局による、金融機関のStressTestの公表に関して、公表の前週に、ウォーレン・バフェットが、彼が買い進んでいるウェルズ・ファーゴ・バンクに関し、ストレステストは信用できない、異なったビジネスモデルを一律の数値シミュレーションで判定しても信憑性が無い、とのコメントがあった。
結局彼が言いたいのは、ストレステストで厳しい判定が出ても気にするな、ということだ。一方では、ストレステストは粉飾で、実態はもっと悪い、という分析も出ている。どっちが正しいのか?答えはどちらも正しく、しかも、間違っていると言えるのではないかと見ている。
本当の問題は、こんなあやふやな「ストレステスト」を米国金融当局が仰々しく公開したこと自体だ。その目的はなんなのか?
実際の株価の動きを毎日追うことで答えが見えてくる。全く方向性が無い。あがったと思うと下がり、毎日出てくる産業界のPositive/Negativeのニュースと全く連動してない。この辺の動きを一番良く体感できるのは、鉄鉱株と金鉱株同じだけ持ってみると分かる。
産業界全体が前向きの場合は鉄鉱株が上がり、逆に悲観的な情況になると金鉱株だけが上がる。それが、毎日猫の目のように目まぐるしく変わっている。
ウォールストリートがこれまでは、金融界の温度計として、世界標準時として目安になっていたが、怪しい。本当のところ、我々が拠り所にすべきバロメーターは全く別の所にあるのではないか、と考え始めている。私は。米国の州によっては、金本位制に戻し始めた州も出ている。何かとんでもない変化が水面下で起きている、きな臭い感じがする。その正体が分かるまでは身銭をコミットすることは危険ではないかと考える。




