2008年05月29日

2008年05月28日

(103) The Kite Runner


Khaled HosseiniのThe Kite Runnerを読んだ。
ニューヨーク・タイムズでトップに投票された本だ。
映画にもなったそうで、言葉で説明するよりもこのサイトを見ていただいた方が話が早いと思う。

二人の少年があまりにも可哀想なので、映画を観るのが怖い気持ちがする。

舞台は1970年代のアフガニスタンの首都、カブールから始まり、
80年代、90年代、そして911以降のアメリカ西海岸と、
僕らと同時代の話だ。

アフガニスタンというと戦争、ランボー、タリバンというイメージでとても人が暮らせる所ではないと思っていたが、
美しい自然と平和な生活が存在したことに驚く。そして簡単にそれが踏みにじられてしまったことも。

アフガニスタン、パキスタン、北インドが、ペルシャ文化をベースにしていることも分かる。  

2008年05月18日

(102) ブラジル人は時間を尊敬しているのか?

久しぶりにクリフ・ハンガーの映画を見ていて、ふと、スペクタクラーという言葉を思い出した。
息を呑む光景、という意味だが、もともとは見る、とかメガネという意味だ。

それと、ブラジル人が良く言う「Ele nao respeito horarios.」(彼は時間を守らない)
RESPEITOの意味が分かったような気がした。

今までは英語のRESPECT(尊敬する)の連想で、彼は時間を尊敬していない、という意味かな?
と思っていたが、ひょっとしたら、ただ単に「彼は時計を見ない、時間を気にしない」ということかもしれない。  

2008年05月12日

(101) ペトロブラス

ブラジルの国としての格付けが上がったので、
ブラジル企業の株式をチェックしてみたら、
ペトロブラスが株式分割してました。
サントス沖にとてつもなく大きな油田が見つかって
盛り上がってますね。

CVRDも近いかも。
記憶によると毎年分割しているから。

全般的にブラジルは育ち盛りの子供のように元気一杯ですね。  

2008年05月12日

(100) Buffettology


今年、世界富豪番付トップになった、
ウォーレン・バフェットの息子と結婚して離婚した(、、、ややこしい)
メアリー・バフェットのBuffettologyを読んだ。

とても分かりやすい英語で良い本だと思う。
勿論投資に関する本なんだけど、
投資に値する良い会社、良いビジネス、良い経営者はどういうものなのかを、
色んな実例で、数字やエピソードをふんだんに紹介している。

バフェットの持論で、分散投資は勉強不足を誤魔化す方法に過ぎず、
王道は集中投資だ、という考えは僕も賛成だ。

ところで、最近日本で活躍している経済評論家の勝間和代さんは、逆のことを言っている。有能な女性なんだろうけど、これだけは「違うなー」と思う。

メアリー・バフェットの続版、NewBuffettologyも注文したので、楽しみだ。  

2008年05月11日

(99) ジゼル結婚か?


ブラジルを代表するスーパーモデルのGisele Bundchenが、アメフト選手のTom Bradyと結婚するらしい

Tomいわく、彼の8ヶ月になる息子のJohnとGiseleとの関係樹立を検討中とのことだ。
Johnはロサンゼルスに住んでおり、これからGiseleは順調に行くと、
頻繁にロス訪問を重ねることになるかもしれない。

ドル暴落の中で、モデル料の支払いをユーロで要求して評判になったGiseleだが、
今後はロスで米ドルの使い道も増えるので、一部のドル払いはOKするのでは???

  

2008年05月11日

(98) Dream Girls

今日、HBOでドリーム・ガールズを観た。
これは、かつて多くの人が憧れたカッコいいアメリカだ。
ブッシュのアメリカではなくて。  

2008年05月10日

(97) 生物と無生物のあいだ

福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」は、最近読んだなかでは出色の本だと思う。



感動的だったのは、科学者らしさに詩的な感性で自然を描写しているところで、
例えば、人間の体が時々刻々と変わってゆく状態を砂浜の城に喩えている。

砂で作った城に風があたり、
同じ白い砂が左から右に吹いてゆく。
一見同じ形の城だが、
刻々と新しい砂に入れ替わっている。
もしも、サンゴ礁で出来たピンク色の砂が吹きかかると、
一時、城はピンク色に染まり、
白い砂の風に変わると、
また、城は白くなる。

生物が食べるものに、それとなく、同位体元素を混ぜると、
口に入れた食材がどのような経路で体内を流れて行くかが分かる。

30%が大便として排出され、
10%が尿として排出される。
50%は驚くべきことに、頭のてっぺんの大脳から足の爪先まで、
満遍なく分散している。
1ヶ月すると人の体は、元の体とは全く違う中身になっている、
という話は記憶にあるが、このように文字通り「別人」になる、ということまでは気が付かなかった。

だから、逆に生活習慣病は怖いわけで、毎日が肝心なんだ。

私は、かなり前から柔軟体操に凝って、努力しているが、中々前屈して胸が床に着かない。
酢を飲むと体が柔らかくなるとか、高倉健があの年なのにとても柔軟な体をしているとか、
様々な情報に惑わされて、結局長続きしなかったりしている。

今の話を良く考えて、まず、1ヶ月間、もう一度トライしてみようと思う。
1ヵ月後には全然違う自分になっている、というのは、全ての人に起きている事実のようだから。  

2008年05月10日

(96) ドル暴落

私は、今後5年位のレンジでドルが少なくとも30%以上暴落すると見ています。
主な理由は2つあります。

(1) 消費人口の減少:
米国の人口分布は日本のそれと10年間ギャップがあり、
いずれも2こぶラクダの形をしてますが、日本よりも10年早く、
最初のこぶ(=ベビーブーマー)がリタイヤします。
去年から起きているサブプライム危機の主因は、
人生で最も大きく消費をする年代(20代初めと40代初め)
の内、40代初めが去年から米国はピークを過ぎてます。
どんなに公共投資を増やしても、結局税金からまかなうので、
個人消費の減退は致命的です。
今後も米国は日本とは逆に人口自体は増えますが、問題は中身で、
従来よりも消費力の少ない移民主体では、焼け石に水です。

(2) 紙幣の印刷しすぎ:
最初の課題と大いに関連しますが、これをやり過ぎると当然お金の価値は減ります。

ここに、この辺を興味深く説明する人が居ますので紹介します。

田中宇さん: 
彼のコメントを引用します。彼は結構運命主義者的で、
アメリカの失策が仕組まれたもの、という考え方に立っており、
この辺は私の上記2つの単純な理由とは違った見方をしてますが、
ドル紙幣の最近の大増刷の指摘は注目すべきかと思います。
===QUOTE
銀行間の不信感は解消されているのかもしれないが、その他の面では、米経済はいまだに崩壊寸前の状態だ。すでに書いたように、米国民の経済状態は悪化するばかりだ。米経済の65%は、米国民の消費で成り立っている(アジアと異なり、製造業の比率が低い)。米国民の家計が大赤字では、米経済は不況から立ち直れない。米住宅市況は悪化の一途で、市況が底を打つまでは、サブプライムの破綻も終わらない。(関連記事

 しかも米当局は、金融危機への対策として、ドルの大規模発行を続けている。米当局はドルの刷りすぎ状態を隠すため、2006年から通貨供給量(M3)を発表しておらず、代替指標としてセントルイス連銀が発表しているMZM(money of zero maturity)がある。MZMによると、昨年はドルの増刷は年率9%だったが、今年1-3月には年率30%の驚くべき大増刷となっている。(関連記事

 連銀は今年、金融危機対策として大幅な利下げを行い、銀行への巨額の救済融資を行っている。しかし、それに伴ってドルの大増刷が実施されており、増刷はインフレを悪化させ、石油や穀物などの世界的な高騰を招いている。ドルの価値の下落を嫌気して、世界からアメリカに流入していた投資資金が止まっている。世界の投資家は今年1-3月、米欧に投資されていた1000億ドルの株式投信の資金を引き揚げている(昨年同期は190億ドルの流入)。(関連記事

 3月前半に金融危機がひどくなった時には、金融危機がドル危機に発展する懸念が急拡大した。金融商品に対する不信感が、ドルの不信感に拡大する恐れがあった。あの時、何の方策も採られなかったら、世界の金融・通貨システムは大崩壊していたかもしれない。3月中旬のベアースターンズ救済劇の後、これらの危機は下火になった。しかし、危機はもう去ったわけではなく、一時しのぎで目立たない状態になっているだけだ。(関連記事
===UNQUOTE

もう一人は、
リチャード・ダンカン


逆に、何故ブラジルの通貨REALはこの5年間で倍も強くなったのか?
2002年の10月12日にインターバンクレートで1ドル4.03の最安値から、
2007年は2.00レアルまで上がり、
2007年10月以降、現在までは1.80前後を推移している。

この辺は「3時間で分かるブラジル」に書いておきました。