2009年05月11日

(127) 地球を理解する・・・9

あのトヨタでさえ、未だかつて無い二年連続の赤字を計上しようとしている状況で、自動車業界で台風の目のように注目されている企業がある。イタリアのフィアットだ。高級スポーツカーのフェラーリやマセラティ、アルファロメオを傘下に擁しているが、基本的には小型乗用車や、農業機械、建設機械、トラック、自動車部品などに多角化したしぶとい会社だ。

社長のマルキオンネ氏は、スイスの自宅から本社のトリノまで毎日フェラーリを運転して通勤する、という話題性のある人だが、実は専門が公認会計士で、数字に冷徹な地味な人だという。

それと、フィアットといって、忘れてはならないのはブラジルのオペレーションだ。

乗用車では25%のマーケットシェアでブラジル最大規模で、後続のワーゲンやGMを抑えている。同社のイタリア本国での販売台数は71万台(含む商用車)で、ブラジルの66万台よりまだ若干多いが、ブラジルの台数は増加傾向にあり、追い抜くのは時間の問題だ。全体としては、欧州が64%を占め、まだまだヨーロッパの会社というイメージだが、売り上げで見るとブラジルの重要性が良く分かる。2008年度ベースの国別データは、

 1位: イタリア=143億ユーロ、
 2位: ブラジル=86億ユーロ、
 3位: フランス=49億ユーロ、
 4位: 米国=47億ユーロ、
 5位: ドイツ=45億ユーロ、
 6位: 英国=23億ユーロ、

となっており、国別の海外オペレーションでのブラジルの占める規模は圧倒的。




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この記事へのコメント
こんにちは、jacareiさん、ninjaと申します。
フィアットは、米GMの欧州・南米・南ア部門との合併計画が報道されたりと、いろいろと動きが気になります。
マルキオンネ氏の人物像もなかなかクセがあって興味深いですね。
この情勢を生き抜くフィアットやスズキを含めて、自動車産業の世界規模の動向は、しばらく注意深く見つめてみたいと思っております。
Posted by ninja at 2009年05月11日 10:15
ninjaさん、お久しぶりです。
自動車自体が全く別物に変わって行く過程だと思ってます。
そういう渦中に生きていることができて、ラッキーです。
Posted by jacareijacarei at 2009年05月11日 22:32
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