2009年05月21日
(130) 拠り所は何なのか?
事実を捉えると、例えば先々週あった、米国金融当局による、金融機関のStressTestの公表に関して、公表の前週に、ウォーレン・バフェットが、彼が買い進んでいるウェルズ・ファーゴ・バンクに関し、ストレステストは信用できない、異なったビジネスモデルを一律の数値シミュレーションで判定しても信憑性が無い、とのコメントがあった。
結局彼が言いたいのは、ストレステストで厳しい判定が出ても気にするな、ということだ。一方では、ストレステストは粉飾で、実態はもっと悪い、という分析も出ている。どっちが正しいのか?答えはどちらも正しく、しかも、間違っていると言えるのではないかと見ている。
本当の問題は、こんなあやふやな「ストレステスト」を米国金融当局が仰々しく公開したこと自体だ。その目的はなんなのか?
実際の株価の動きを毎日追うことで答えが見えてくる。全く方向性が無い。あがったと思うと下がり、毎日出てくる産業界のPositive/Negativeのニュースと全く連動してない。この辺の動きを一番良く体感できるのは、鉄鉱株と金鉱株同じだけ持ってみると分かる。
産業界全体が前向きの場合は鉄鉱株が上がり、逆に悲観的な情況になると金鉱株だけが上がる。それが、毎日猫の目のように目まぐるしく変わっている。
ウォールストリートがこれまでは、金融界の温度計として、世界標準時として目安になっていたが、怪しい。本当のところ、我々が拠り所にすべきバロメーターは全く別の所にあるのではないか、と考え始めている。私は。米国の州によっては、金本位制に戻し始めた州も出ている。何かとんでもない変化が水面下で起きている、きな臭い感じがする。その正体が分かるまでは身銭をコミットすることは危険ではないかと考える。
この記事へのコメント
投資はアセットでゆルークやるのが一番かもしれませんね^^
Posted by トラベログ at 2009年05月28日 20:44
トラベログさん、本当ですね。週末に一度くらいのテンポでフォローアップすればすむようなのが理想です。
Posted by jacarei at 2009年05月29日 07:26




